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MSViewer

金属錯体の質量スペクトルは,元素ごとに特有の同位体分布があるために, C,H,N,Oのみから構成される有機化合物にはない特徴的な同位体パターンを示します (もちろん,金属錯体に限らず塩素や臭素を含む有機化合物も同様です)。 MSViewerは,各メーカーの質量スペクトルのデータ(テキスト形式)を読み込んで実測データを表示できるとともに, 任意の組成の同位体パターンを重ね書き表示できますので,視覚的にわかりやすく質量スペクトルの解析ができます。

MSViewerソフトウェアのグラフ表示画面。
図は銅二核錯体のシグナルの実測値(下)と同位体パターンの計算値