理論化学研究室へようこそ
理論化学研究分野とは
化学の世界で起こる様々な現象の本質を明らかにするためには、原子・分子レベルからの解析が必要となります。この様なレベルにおける現象では量子力 学に基づく化学、つまり量子化学が不可欠となります。我々は量子化学に基礎をおき、実験と理論の両側面から分子ならびに物質の電子状態、構造、ダイナミク スおよび物性の研究を行っています。また、実験と理論計算が結びついた物性研究における新規の解析法の開発を行なっています。
研究室では「実験パート」と「計算パート」に分かれて、それぞれ独自の研究を進めるとともに、互いに結びついた共同研究も行っています。
理論化学研究室の変遷
理論化学研究室は、1949年化学科の4講座(無機、分析、有機、理論)の内の一つの講座として設置されました。当初は実験を主体とした物理化学分野の 研究、その後グリーン関数法を用いた化学現象の理論的研究を主とし、レーザー分光学、磁気共鳴による固体の結晶構造の研究などへと変遷し、現在は分子及び 分子集合体の構造、物性、反応性を量子化学理論及び磁気共鳴の実験などに基づいて研究を行っています。
更新情報・お知らせ
- 2020/11/20
- 梶本君、朝野さん、野本君が北陸地区講演会でオンラインポスター発表をしました。
- 2020/11/17
- 安念君、渡邊君が 第59回NMR討論会でポスター発表をしました。
- 2019/11/29
- 時長君、南口君、前田さん、渡邊君が北陸地区講演会でポスター発表をしました。
- 2019/11/26
- 森本君が 第45回固体イオニクス討論会で口頭発表をしました。
- 2019/09/20
- 梶本君が第13回分子科学討論会でポスター発表をしました。
- 2019/03/17
- 安念君、梶本君、末武君、杉澤君が日本化学会第99春季年会でポスター発表をしました。
- 2018/10/18
- 杉澤君、安念君、加藤さん、梶本君、菊池さんが 第4回超分子による革新的マテリアル開発の拠点形成国際シンポジウムでポスター発表をしました。菊池さんがポスター賞を受賞しました。
- 2018/09/14
- 杉澤君、茂木君、末武君、安念君が第12回分子科学討論会でポスター発表をしました。
- 2018/08/05
- 杉澤宏樹君の論文がElsevierのPhysica Eにアクセプトされました。
- 2018/06/20
- 杉澤君、茂木君が16-ICQCでポスター発表をしました。
- 2018/03/20
- 畝君、杉澤君が日本化学会第98春季年会で口頭発表をしました。
- 2018/02/27
- 分子シミュレーション研究会の会誌「アンサンブル」に杉澤宏樹君の記事が掲載されました。
- 2018/02/09
- 九州大学より吉澤教授と堀先生にお越しいただき,特別講演をしていただきました。
- 2018/02/07
- NMRセミナーを開催し,JEOLの矢澤先生と理論化学研究室の大橋助教授にご講演いただきました。